殴る女 - モテる男の心理学を応用した恋愛テクニック

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殴る女




「殴る女」

というドラマを知ってますか?

一昔前の作品で、どちらかと言えば

マイナーの部類に入ると思うので、

知らない人も多いかもしれません。



つい先日、このドラマを見る機会があったのですが、

非常に恋愛の勉強になると感じたので、

今日はそれをシェアしたいと思っています。


最初に少し説明しておくと、

このドラマは吹越満と和久井映見が主演で

「自分の居場所を見つける」というテーマになっています。


一流大学を出て、一流企業に勤めていた吹越満が、

それまでのキャリアを全て捨て去って、プロボクサーになり、

本当に生きたい人生を生きていく様と、それに共感し、

惹かれていく和久井映見の2人を描いた人間ドラマです。



この物語は、吹越満と和久井映見が

仲を深めていくシーンが見物なのですが、

その時のコミュニケーションが非常に面白く、

恋愛の芯をついています。


女性をからかったり、感情を揺らしたり、

一見嫌われてしまいそうな会話なのですが、

恋愛に発展しやすい典型的なパターンが繰り広げられています。


例えば、和久井映見が吹越満の家を

訪ねてくるシーンがあるのですが、

玄関で話してる時、


吹越満:「まあ、入れよ」

和久井:「ここで結構です」

吹越満:「自信家だな〜」

和久井:「そんなじゃなありません!」

吹越満:「じゃあ、入れよ」

(仕方なく入る)

吹越満:「じゃやる事、早く済ませようか」

(襲うフリをする)

和久井:「やめて下さい!」

吹越満:「自信家だな〜」


もうポイントはわかると思いますが、

「自信家だな〜」と言って相手をおちょくっているところです。


しかもそれを利用して、女性を家に入れる理由にもしています。

こうを言われると、女性は自分が

自信家で無い事を示すために、

家に入るしか無くなりますよね。

これはProject.Gでもお話してる

心理学で有名な一貫性の法則です。

(コミットメントの原理)


更には「自信家だな〜」というセリフを2度使う、

てんどんまで披露されています。

実はこのセリフはこのドラマのあちこちで出てきており、

てんどんを使うタイミングが非常に勉強になりました。


他のシーンでも、和久井映見が吹越満に近寄った時、


「シッシッ」


と言って追い返すシーンがあったり、

吹越満が揉み上げを引っ張って

和久井映見のモノマネをするシーンもあり、

女性を喜ばせるからかい方のツボがたくさん出てきます。



また、和久井映見が吹越満を救ったシーンでは、


吹越満:「感謝してるよ」

和久井:「フフッ、もう1回言って下さい」

吹越満:「男に二言は無い」


という感謝してる気持ちを感謝しない言葉で隠す絶妙な

切り返しをしたりします。

これはThe Power Wordで言うところの「矛盾」のテクニックになっていますが、

ミステリアスを生み出し、女性の感情を

揺さぶる事ができます。


やはり、お金をかけて制作されたドラマは

恋愛においても微妙なタッチをよく描いているなと感じました。


ここでまでお話して1点だけ勘違いして欲しくない事があるのですが、

ドラマの中で吹越満は常に和久井映見を

からかってるわけではありません。


彼女の婚約指輪がゴミ捨て場に紛れて

しまった時、朝まで一緒に探してあげたり、

その後、片付けは自分が引き受けて、

彼女を結納の場所に行かせてあげたり、

人間としての思いやりが局所局所で見られます。


こういう根本的な優しさがあるからこそ、

皮肉な言葉使いやからかいう事が大きな

効果を生む事になります。


正に、

「感情コミュニケーション」

とはこういうものだと実感しました。


このドラマは現在DVD化もされておらず、

ネット上で有料でしか見る事ができませんが、

機会があったら見て欲しいなと思います。


蛇足になりますが、このドラマでは

コミュニケーションだけでなく、

人生観も学べる事が多いと思います。

一流企業を退職し、彼女も捨てて、

自分の道を歩み続ける主人公の姿は

非常に印象的です。

多くの人はお金と女に惑わされ、

見栄や欲望にしがみ付き、本当の

自分を見失い、知らず知らず自分に

ウソを付いて生きてしまうものです。

でも、そんな目先の快楽に振り回されず、

正直に自分と向き合って生きていく事こそ

本当に幸せな道を歩めるのかもしれない

という事を分かり易く説明してくれます。


ちなみに、このドラマの主題歌は、

Mr.Childerenの「終わりなき旅」です。

元気になれる応援ソングとして有名な

歌ですが、「殴る女」は正にこの歌を

具現化したような物語です。












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